LinkedIn に英語で投稿するなら、日本語で文章を書いてから訳すより、日本語のメモを渡して、AI に最初から英語の投稿として書かせるほうが自然な英語になります。翻訳は日本語の文章の組み立てをそのまま持ち込みますが、メモから書かせれば、英語の投稿らしい順番で組み立て直せるからです。

そのあと、数字や固有名詞がメモどおりかを自分で確認します。取引先や採用に関わる大事な投稿なら、英語が読める人に一度見てもらえば安心です。

開示:筆者は、Claude Code や Codex と一緒に使う執筆アプリ StashBase を作っています。記事の上にある投稿ライターも StashBase の無料ツールです。

日本語と英語、どちらで投稿すべき?

読んでほしい相手で決めます。

  • 国内の取引先、国内の採用、日本語のコミュニティ:日本語
  • 海外の顧客や商談、海外からの採用、英語圏の同業者:英語

LinkedIn には、フィードの投稿を読み手の言語に訳して表示する機能があります(LinkedIn ヘルプ)。ただ、読み手が翻訳ボタンを押すとは限りません。英語圏の人に確実に届けたいなら、英語で書くほうが確実です。

プロフィールは、日本語版と英語版を別々に作れます。見る人の言語設定に合わせて表示が切り替わる仕組みです(ダイレクトソーシングの解説)。海外向けに投稿するなら、英語のプロフィールも用意しておくと、投稿から来た人が迷いません。

なぜ訳すより「メモから英語で書く」ほうがいい?

日本語の文章をそのまま訳すと、日本語の書き方の癖が英語にも残りやすいからです。

  • 前置きや背景説明が長く、結論が最後に来る
  • 「まだまだ未熟ですが」のような謙遜が、英語では自信のなさに読める
  • 主語を書かない文が、英語では誰の話か分かりにくくなる

メモから書かせると、こうした癖を持ち込まずに済みます。英語の LinkedIn 投稿でよく見る、結論を 1 行目に置き、自分を主語にして書く形で組み立てられます。

手順

  1. 日本語でメモを書く。 何があったか(名前、日付、数字)、うまくいかなかったこと、自分の考えの 3 つを入れます。箇条書きで構いません。
  2. 投稿の言語を English にする。 投稿ライターなら最初から English になっています。ほかのツールでは、英語で書くよう指定してください。
  3. 口調(ペルソナ)を選ぶ。 気さくなビルダー、明るいマーケター、簡潔な記者など、切り替えて比べられます。
  4. メモと照らし合わせて読む。 数字、固有名詞、日付がメモどおりか。自分が言っていない主張が足されていないか。
  5. 大事な投稿は人に見てもらう。 英語が読める同僚や友人に、意図どおりに読めるか確認してもらいます。

たとえば、説明のために作った例ですが、こんなメモで十分です。

大阪の展示会に初出展
- 2 日間で名刺 140 枚。想定の倍
- 一番聞かれたのは価格ではなく導入期間
- 次回は導入事例を 1 枚にまとめて持っていく
- 思ったこと:資料より、その場のデモのほうが伝わる

投稿前に確認すること

英語が得意でなくても、次の点は自分で確認できます。

  • 数字と固有名詞。 140 が 14 になっていないか、社名や製品名のつづりが正しいか。
  • 強さの度合い。 “revolutionary” や “game-changer” のような大げさな言葉が足されていたら、削ります。
  • 自分の意見。 メモに書いた「思ったこと」が、投稿の中心に残っているか。
  • 長さ。 フィードで読まれるのは最初の数行です。1 行目で何の話か分かるか確認します。

英語に自信がないことは、投稿をためらう理由にはなりません。LinkedIn は英語を母語としない人も多く使っています。正確さと中身があれば十分です。

過去の英語投稿を参考にするには

英語の投稿を続けると、自分の言い回しや、以前に書いた内容がたまっていきます。

StashBase は、パソコンの中のメモや過去の投稿をフォルダのまま扱い、Claude Code や Codex がそのそばで作業できる執筆アプリです。過去の英語投稿を読ませて口調をそろえたり、日本語のメモと英語の投稿を並べて見比べたりできます。ファイルはあなたのパソコンに残ります。

何を書けばいいか迷うときは、LinkedIn の投稿ネタがないときは?日々のメモから AI で下書きを作る方法も参考にしてください。

よくある質問

日本語と英語を 1 つの投稿に併記してもいいですか?

禁止ではありませんが、長い投稿を 2 言語で並べると、どちらの読み手にも読みにくくなりがちです。読んでほしい相手が分かれるなら、言語ごとに別の投稿にするほうがすっきりします。

英語に自信がなくても投稿していいですか?

大丈夫です。LinkedIn は英語を母語としない人も多く使っています。数字や固有名詞が正しく、言いたいことが伝われば十分です。大事な投稿だけ、英語が読める人に確認してもらいましょう。

DeepL や Google 翻訳ではだめですか?

使えますが、翻訳ツールは日本語の文章の構成をそのまま英語にします。前置きや謙遜が長い文章だと、英語でも同じように長くなります。メモから英語の投稿として書かせると、最初から英語の投稿らしい順番で組み立てられます。